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「ラスト・ユニコーン」

Posted by 世羽 on 22.2013 道草   0 comments   0 trackback
(つぶやき)ちょっと忙しい・・・・。

電車内で・・・7人がけ(?)の席・・・うち6人がスマホをいじり回していた。

眼の前にいる「身体の弱そうな高齢の老体」、「妊婦さん」、「どこか辛そうな人」
に気づけないくらいタブレットに没頭。席を譲ることもない・・・。 
流行を超えて、何か異常な感すら・・・する。
それを特段おかしいと思えないほど心が麻痺しているのか?
そうさせている「だけ」の技術革新?
人の未来はいったい、どこへ向かうのだろう。

ユニコーンmage

最近の絵本童話ファンタジー・・・
書店で見かけて“がっくり”することがあります。
現実すぎる話題が多いものですから。

たぶん、いわゆる“お伽の世界”というやつは、もう消えかけているのでしょう。

でも、純粋・純朴な心は意外にも、こうした現実か夢か・・・という
「境界辺りの世界」を好むことが知られています。

ですが現代、それらが減り、心の話しがたくさん語られても
一方では、「美しい心象の世界」が、砂漠化しているかのようです。

ユニコーンimage

さて・・・。

ピ-ター・S・ビーグル作の「ラスト・ユニコーン」。
ご存じの通り、、アニメにもなったファンタジー小説です。
原作を読まれた方もおられるでしょう。

面白いことに、この作品は読み手の評価がまったく2分されます。

わけのわからん、まったくの駄作だと顔をしかめる人、
形而上学的な響きを心に受ける人

ユニコーン・・・は、有名な伝説の存在で、
これまで色々と語られてきましたが
「ラスト・ユニコーン」に登場するそれは、
もっと光りを帯び、不死で、優しげ、どこか天使的・・・。
従来のイメージと少々異なります。

ユニコーンと森image

この物語・・・。

ある雌のユニコーンが、ふとしたことで、他にいるはずの仲間に想いを馳せ、
この世界に 他のユニコーンがいる気配がなくなっている?・・・
といった感覚に襲われるところから始まります。

その感覚が「赤い雄牛」とやらに関係しているらしい・・・と知ったユニコーンは

ユニコーンの群れが追われるimage

本当にこの世には、自分以外のユニコーンはいないのか
その「赤い雄牛」とは何なのか・・・を知るべく、
どこかに「いる」かもしれない仲間捜しの旅に出ます。

その途上、眠りこけてしまったユニコーンは
見せ物小屋の一味・・・魔法使いの老婆がボス・・・・に捕まってしまいます。

そしてそこで、別の魔法使い、
ダメ魔法使いの烙印を押されたシュメンドリックに出会うのです。

彼は物語のなかで、たびたびユニコーンと話しますが・・・

ユニコーンとシュメンドリックが話すimage


あるとき、ユニコーンが老婆の魔法について
「あやかしの魔法ですね、ものを作り出す力はあの老婆にはないでしょう」と言うと

シュメンドリックがこう答えます。
「見る者の眼を惑わすのが精一杯だ。それだって、本当ならあの女には無理だ。
ただ、喜んで騙されに来る客がいるから、出来るだけだ。
みんな、何でもすぐに信じるから
・・・」


ユニコーンは、この老婆に魔法をかけられて自由を奪われ、
人の眼には、非常に美しい、「馬」のようで「馬でないものを感じさせる生き物」に視えていたのです。
それを知った誇り高いユニコーンは、
魔法をかけられて檻から出られないでいる状態を嘆きます。


するとシュメンドリックは

「気持ちはわかるよ。ありのままの姿を周囲に認めてもらえる人間なんか、めったにいないんだ。世の中は間違いだらけだ」

「僕はあんたを初めて見たときから、すぐにユニコーンだとわかった。
僕らは友だちだってことも。
でもあんたには、僕が道化師か、とんまか、裏切り者に見えている。
あんたがそう思うなら、その通りの人間なんだろう。

あんたは魔法にかけられている。でも魔法は魔法に過ぎない。
自由になったら、その瞬間に魔法は解ける。

でも、あんたが僕を見損なっているなら、それはただの魔法とは違う。
呪いをかけられたようなものだ。
あんたの眼に映る僕は、永遠にその呪いから逃げれやしない。

人間というのは、本当の姿と見た目が必ずしも一致しないものなんだ。
・・・何かの本で読んだか歌で聴いたことがあるけれど、
世界がまだ堕落を知らなかった頃、ユニコーンは、本当の姿と見せかけの姿を見分けることができたそうだ。
作り笑いを見ても、心の底の悲しみに気づくことができた・・・」


その後ユニコーンは、シュメンドリックに何とか助け出され、
ユニコーンといることで、自分の眠っているはずの力が呼び起こされることを確信したシュメンドリックと一緒に長い旅に出ます。

ユニコーンの旅image

途中、モリーという女性が加わり、

ユニコーンとモリーimage

彼らはさらに旅を続けます。

ユニコーンとシュメンドッリックとモリーimages

その後、「赤い雄牛」がいるハグズゲイトという街まで辿り着き、
そこではじめて「赤い雄牛」と対峙することになります。

ユニコーンと赤い雄牛のimages

でも、このときのユニコーンは
「赤い雄牛」から逃げるだけ
・・・戦う術を知りませんでした。

仲間がどのような運命をたどり、どこにいるかも分からず、
ユニコーンが命を落としそうになったとき、
初めてシュメンドリックの力が爆発します。

ユニコーンは、非常に美しい女性の姿に変わってしまうのです。

ユニコーン人になるimage

「赤い雄牛」は人間の姿をとったユニコーンを見つけることができず、彼らはとりあえず急場をしのぎます。

ですが、ここからが本番。
人間の姿になってしまったユニコーン(アマルシア姫と名付けられる)
彼女の葛藤と忘却。
なすすべのないシュメンドリック、モリー、
そしてハグズゲイトのハガード王、その息子リーア王子らが絡んだ物語が始まります。

ユニコーンとハガードimage

ユンコーンと三人image

話しを知らない方に、この先の話しの顛末をお伝えするのもなんですから、
ここらでやめておきますが
友情、愛すること、ヒーローの資質とは何か・・・そんな主題が盛り込まれながら
物語が続きます。

ユニコーンと二人image

ユニコーンと赤い雄牛imege


文中では

「邪悪な時や、邪悪な場所にあっても、なお美しくあるのがユニコーン・・・」
と語られ、

シュメンドリックの想い出のなか、彼の師がこんなことを話し・・・

「お前には、わたしが見たこともない偉大な力が宿っている。
残念ながら今は、その力がマイナスに作用しているのだろう。
このわたしでさえ、それを正しい方向に向ける方法がわからない。
お前は自力でその方法を見つけなければならない。
そうすれば、偉大な力はお前のものになる。
・・・・自分自身を見つけ、自分が何者なのかを知る時まで、旅は続く
・・・」



ユニコーンの群れimage


こうした・・・心に残る書籍の多くは、
人智を超えたところからのインスピレーションの賜物です。

「何か」を教えてくれます。

なので・・・

これからの世界を担う人たちに、そんな美しい「何か」・・・
見つけてほしいなあ
・・・と。




注:犬夜叉CMの少しあとから始まります・・・。





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Author:世羽
心のなかに響く声なき「声」を、ひっそりと語ろう・・
ふと、そう思いたった無名の求道者(?)・・です。
すべての人が幸せに
喜びに満ちて生きることができますように祈っています

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