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「聖夜」と呼ばれたときのできごと・・

Posted by 世羽 on 24.2013 イエス関連   0 comments   0 trackback
前回(以下リンク)のつづきです。

「その日」の夜の直前に・・・


クリスマス(降誕の光り2)image



何かが起きた夜、それを記念する日があって・・・。
うまく伝えることはできないでしょうが・・・。
『IL POEMA DELL'UOMO-DIO』の幻視が伝えるクリスマスの物語を
つづけてみます。(概要です)

*****


ヨセフは寝ないで火の番をしています。
でも、日中からの疲れで
どうしてもウトウトしてしまいます。


マリアは、少し頭を上げ
そんなヨセフの様子を見てから、少し微笑んで身を起こします。

そして、膝を折るようにして跪くと
いくぶん両手を脇に開き、手の平を上に向けた姿勢で祈り始め
すぐに、潜心したかのような様子でした。


ふと、その気配に気づいて、ヨセフがあたりを見廻し
「マリア、寝ないのですか?」と聞きますが
マリアはそれに気づかないほど祈りに祈っていました。
三度目に同じことをヨセフが聞いたとき
マリアは、ようやく我にかえります。


二人は、少しばかり言葉を交わし
マリアはふたたび、祈りに入ります。
ヨセフも焚き火の傍らで、ときおり小枝をくべながら
跪いて祈っています。


はぜるような焚き火の音、
たまにロバが地面を蹴る音のほかに何も聞こえない・・・
とても「静かな夜」です。


そのころ、天井の割れ目から月の光が差し込みはじめ、
時の経過とともに、月の高度が上がるにつれて、
祈るマリアに近づいていきます。



クリスマス(降誕の光り)image


その光がついにマリアに到達したとき、
マリアの頭上に純白の光輪を描き出しました。


すると、まるでそれが合図であったかのように
マリアは顔を上にあげてこう言います。
「おお、今は、ここはなんと美しいこと!・・・」


マリアが何を見ているのか、何を聞いているのか、
幻視者にはわからないものの
マリアの姿が変容するのを視つづけます。

「その姿は、視た自分にしかわからないだろう」・・・と説明しつつ
こう書き残しています。

私は、光がマリアを包んで、濃く、濃く、濃くなるのだけを視ている。
その光は、天から降るとも、
また彼女を取り囲む粗末な辺りの物から発しているとも視える。
しかし何より、彼女自身から発しているように視える。


光はマリアの身体からますます派出するようになり、
月の光さえ吸収していく。


それは、天からの光を自分のほうへ引きつけているかのようだ。
もはやそれは、光の宝庫。
この幸いな、溢れるばかりの計り知れない『永遠の神のような光』は
だんだん満ちる潮のように、香のように立ち昇り
まるで大河のように
流れるヴェールのごとく広がっていく・・・。



このとき、
「マリアの周囲の壁や、そこら中に張った蜘蛛の巣までが光を帯び、
地ベタに転がる石ころまでが宝石のようだ・・・」
とも伝えています。


光はますます輝きを増して、目はそれに耐えられない・・・。
その光のなかに、白熱の幕に吸収されるかのようにマリアが視えなくなり
・・・母となったマリアが現れる。


わたしの目が光に耐えられるようになると、
生まれたばかりの子を抱いたマリアが現れた。


(どうも、出産という感じではない)

髪の毛がないように見えるほど薄いブロンドをした小さい頭。
マリアはその子の胸に接吻する。
いつの日か、わたしたちのために、
あの恐ろしい傷を負うその場所に・・・。



牛が光に目覚め、泣き声をあげると、ロバもつられて声をあげます。

それまで、我を忘れて熱心に祈っていたヨセフでしたが
顔に押し当てていた指のあいだから光りが見えたこともあって、
思わず顔から手を放して
マリアのほうを振り向きます。


「ヨセフ、来てください」・・・と、マリアが声をかけ、
マリアがすでに幼な子を抱いたその光景を目にしたとたん
ヨセフは畏敬の念に打たれて、思わず跪こうとします。


マリアは幼な子を抱いたまま立ち上がると
畏れ多いという気持ちと、
母子の傍に行きたい・・・という感情のはざまで当惑しているヨセフに
近寄ります。


そして・・・

マリアは御子を差し上げるようにかかげると
こんなことを言いました。

「この子と一緒に、
私マリアと夫ヨセフはあなたの思し召しを行うために尽くします。


主よ、私たちは、あなたの召使いです。
あなたの栄光のために、あなたの愛のために、どんな時でも
どんなことがあっても、
わたしたちはあなたの思し召しを行います」


そしてつぎに、ヨセフに御子を差し出して「抱いてください」と言うのですが
ヨセフはというと


「わたし? このわたしに? ああそんなこと!
わたしは不肖で、主を抱くに耐えない!」


マリアはそれに答えます。

「おお、あなたこそ、この幼な子を抱くにふさわしいのです。
誰よりも・・・。
そのためにこそ、いと高き御者があなたを選ばれたのです。
ヨセフ抱いてください。私が布を探しているあいだ・・・」


感激にむせびながら、幼な子の足に接吻するヨセフですが、
子供が寒風にさらされないように、
自分の身体に隠すようにして寒さからかばうことを忘れていませんでした。

マリアは自分のヴェールで“おくるみ”のようなものを作って
幼な子を包みます。


それから二人は、どこに幼な子を寝かそうかと思案したすえ
ヨセフは枯れ草を集め、湿っぽくなった草を焚き火で暖め、
洞窟にあったまぐさ桶に“小さい布団”くらいの量の干し草を入れます。


マリアは、柔らかい生地でできた濃い水色をした幅広な自分のマントを脱ぐと、
ヨセフが作った幼な子の寝床に二重にしいて、
敷布兼、掛布代わりにします。


これが・・・救い主と呼ばれるイエスが、この世で初めて味わった寝床でした。


クリスマス(聖家族)image


さらに・・・。

このご降誕後のイエスに最初に導かれたのが、
当時、裕福ではない、羊飼いたちだったことはあまりに有名な話です。

御子が生まれたころ、
羊飼いたちのいる場所も不思議な光に包まれます。




クリスマス(羊飼いと聖なる星)image



あまりの明るさに羊たちが騒ぎはじめ
一人の羊飼いが、自分たちのいる小屋から顔を出し、額に手をかざして上のほうを見ます。
すると、それがあまりに異常で、明るかったので驚き、仲間を呼びます。


彼らはさまざまな年齢の者たちで、
年寄りから少年になったばかりの子供も含まれています



クリスマス(星か天使を見上げる羊飼いたち)image


なかでも、12歳くらいの一人の少年は、
当初は恐怖にかられて泣き出し、長老のような人物に諭されますが、
そんな話は、まったく耳に入っていないようでした。
しかも、恐さなどはすぐにすっ飛んだようで、
大人を押し分けながら、まるで催眠術にかかったかのように
光のもとのほうへ歩み寄って行きます。



クリスマス(羊飼いたち上を見る)image


そして少年は
「あそこ、あそこ!」と微笑みながらささやきます


「あの木の上にやってくる光りを見てよ。
月の光の上を誰かが歩いているみたいだ!
ああ、近づく・・・近づいてくるよ。なんてきれいなんだ!」



クリスマスの夜の天使image


「俺は強い明るさしか見えん」
「俺も」「俺も」・・・と見えない人が多いなか
「いいや、俺には見える・・・」と口走ったのは、
昼間、マリアに乳を贈った羊飼いでした。


「あれは、あれは・・・天使だ!」と先ほどの少年が叫びます。

皆は、「跪こう」という少年の声に、
年寄り連中は顔を地面に近づけてひれ伏し
若者たちは、跪きながらも、近づく不思議な存在・・・天使を見ています。


クリスマスno天使たちの情景image


天使は、羊囲いの上の中空に止まると、あの「有名な言葉」を発します。

「恐れることはない。
私は災いを持って来たのではない。
私はイスラエルの民、
また全地のすべての民のために、大きな喜びを告げにきた」


「今日、ダヴィドの町に救い主がお生まれになった。
・・・・キリストである救い主が! キリストである主が!」


「この“しるし”によって、彼を見分けよ。
ベツレヘムの裏の貧しい小屋、
動物のまぐさ桶のなかに、
布に包まれた幼子が見つかるだろう。
メシアのためにダヴィドの町には家がなかったからだ」



クリスマス(羊飼いに天使が現れる)image


このときの情景を幻視はこう記しています。

この天使に似た多くの・・・ああ、なんと多くの・・・
天使たちが喜び勇むように下っている・・。

(そこで、何か不思議な調べが聞こえている)

音楽が光となるための物体の働きであるとすれば、
メロディーが人の目に、神の美しさを輝かせるための音楽の働きであり、
このメロディーを聞くというのは、
すべてが神の愛のハーモニーである天国を知ることだ・・・。

(これが、今に伝わる「グロリア」(栄光唱)のことを言っている)

天使たちが天に戻るあいだに、歌はしだいに消えて、光りも消えた。
羊飼いたちは我にかえる。



事のしだいを天使に告げられた羊飼いたちは、
天使に教えられた“しるし”をもった幼な子を見つけるために町へと向かいます。
そのとき、彼らが携えていったのは、
暖かな毛皮や、とれたての暖かな乳・・・で
栄光の幼な子は、一番最初に
貧しき者と呼ばれた人たちから、命の贈り物を受けたわけです。


クリスマス(幼子への羊飼いたちの訪問)image


そして、
現在巷で見かける「馬小屋の聖家族」の回りに集う素朴な人たちの姿
それがこの羊飼いたちになります。


クリスマス(聖家族と羊飼い)image


ちなみに・・・遠い昔の伝承では
イエスが浸かった産湯による奇跡的な治癒の話もあったりします。

で・・・このあとに、

星視や先視をする東方の3賢者が、幼子を探して来訪することになりますが
その逸話は、これもよく知られた話として残っています。


三人の博士たちimage


キリストと呼ばれたイエスはご存じのように、
捕縛され、十字架を担い、それに磔にされて死去するまで、
ものすごい受難を経験します・・・

このとき、命の危険もかえりみずに
ずっとキリストのあとを追い
聖母、使徒ヨハネ、マグダラのマリアとともに
ゴルゴダまで歩みをともにしたのも、彼ら羊飼いたちだった・・・と
幻視の記述は伝えています。


(たいへん長くなってしまい・・・すみません)

もし、意識に時も空間も関係ないなら
たぶん記念日がいつでも
おそらく時空を超えて、
起きたことに、意識を繋いでみることもできるのでしょう。

人はここで起きたことが「何だったか」
完全に知ることはできなくとも

そこに生まれた存在のほうは、
自らの誕生を想ったすべての人のことを
きっと知っている・・・。

そしてその存在が、この星に介入した光のひとつであったとしても
それはきっと、
限りない暖かさと慈愛をもっているのは確かだろう・・・と。


クリスマスの馬小屋image



そんなことを、
感じられる「かも」しれない夜・・・聖夜に
たとえ視えなくとも
感じられなくとも
みなさんの上に、
特別の恩寵がたくさんありますように。



素敵なクリスマスをお過ごしください!



この時節に歌われる伝統的な元気の良い歌で、
ブログ主が大好きなやつ・・・置いておきます。





と・・もうひとつ。





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Author:世羽
心のなかに響く声なき「声」を、ひっそりと語ろう・・
ふと、そう思いたった無名の求道者(?)・・です。
すべての人が幸せに
喜びに満ちて生きることができますように祈っています

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