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内なる声に誘われて・・・「マッサビエルの洞窟から」のつづき

Posted by 世羽 on 31.2014 聖母マリア   0 comments   0 trackback
(つぶやき)
伊勢と出雲が手を組んだのを見て・・・「こりゃあ・・・」と想っていたが
ふ~ん、そういうことかぁ・・・(一人納得)。
だんだん楽しみになってきた。
敷島よ・・・頑張れ。


黄金色のimage



前回からのつづきです。


内なる声に誘われて

正体不明の不思議な存在と出遭った2月11日の木曜日・・・
ベルナデッタは両親にきつく注意され
母ルイーズからは
「私たちの眼や耳は、ときどき幻を見たり、
不思議な声を聞いた入りすることがあるのよ。
悪魔だって人を騙そうと、
あの手この手で心を捉えようとすることもあるわ。
こんなときは、そういうことから早く心を離して忘れなきゃ」


などと、忠告を受けていました。

けれどベルナデッタは、どうしても
自分に現れた「誰か」が悪い存在とは思えませんでした。

そして、洞窟へ「行きたい」と想う気持ちは強くありましたが、
叶わないまま、2月14日の日曜日を迎えます。

この日、ベルナデッタは
心のなかに「洞窟に行きなさい」という
はっきりとした強い促しを受けます。

それで「あそこに行かせて・・・」と、母に何度も願い、
父が「ロザリオをかけているのだから悪いものではないかもしれない」
助け舟を出したこともあって、
母も根負けし、
『まあ、改めて何もなかった現実を知れば
かえって妄想も消えるだろう』
・・・と
戻る時間を決めて、洞窟に行くことを許します。

嬉々として洞窟に向かったベルナデッタには、数人の子供たちがついてきました。
彼女が「何かを見た」話は、それとなく伝わっていたのです。


ルルド(御出現の聖母)image


「もし、見えるものが悪いものだといけない。聖水を持っていこう」
ベルナデッタたちは
途中、教会に立ち寄り、「聖水」をもらっていきます。

洞窟につくと、
ベルナデッタは友達と一緒にロザリオの祈りを始めます。
ちょうど、その途中・・・・。

(メモ:ロザリオは5連で一環
一連は、主の祈り1回、天使祝詞10回、栄唱1回を唱える。
時と場合、また人にもよるが、
1環を唱えるのにおよそ20~30分ほどかかる。
なので、そのどこかのあたり)


ルルド(ベルナデッタの祈り)image


「ほら、あそこ。ロザリオを右の腕にかけている!・・・」
と、ベルナデッタが小さい洞穴を指さしました。

しかし、ほかの子供たちには何も見えません。

子供の一人が聖水を渡してきたので
ベルナデッタはそれを受け取り
「あなたが、ほんとうに神さまのお遣いなら、こちらに近づいてください」
と言って、「誰か」に向かって聖水を撒きます。

そして、
「聖水をかけても怒っていない。喜んでいるみたい!」
と叫びました。

この辺りから、
ベルナデッタに急な変化が生じていきます。

当時の子供たちの話によると

「その時、ベルナデッタの顔は神々しく輝いて、
いつもとは全く違う感じで、美しく見えた・・・」
・・・と。

しかし、あまりの変化に狼狽した子供たちは心配になり
「ベルナデッタがこのまま死んでしまうかもしれない・・・」
と思い始めました。

このころ、
噂を聞いた別の数人の子供たちもきていたので
そのうちの一人がベルナデッタに近づき、彼女に言葉をかけます。
でも
ベルナデッタは無反応で、身動きひとつしません。

それで、子供たちは騒ぎだします。

ちょうどこのとき
たまたま洞窟の上の道を通りかかったニコロ家の夫人たちがその騒ぎを知り
何事か・・・と、駆けつけます。

そして、ベルナデッタの様子を見て非常に驚き、
声をかけたり、身体をゆすったりしてみましたが
ダメでした。

もともと理由がわからず駆けつけた人たちだったので、
わけがわからないまま、何とかしなければという思いだけで
とりあえず、力自慢の息子を呼びに行きます。

というのも、それだけベルナデッタの身体が異常に重くなっていて
動かせなかった・・・。

助けを求められて現場にやってきた息子は、
ベルナデッタの姿を見て仰天します。

のちの彼の証言はこうです。

「あのとき、彼女の顔は、まるで白い蝋(ロウ)のようだった。
石に跪いて洞穴を見つめており、
合掌した指のあいだからロザリオが垂れ下がっていた。

微笑みながら泣いていて・・・でも、凛とした美しい姿だった!
私は、そのあまりの神々しさに心打たれて、
近寄ることができなかった。

母も伯母も(ニコロ姉妹のこと)、他の人たちも、
洞穴を見てみたが、私たちには何も見えなかった」



ルルド(聖母とベルナデッタの御絵)image


大人たちは、そののち
やっとのことでベルナデッタを立ち上がらせ
なんとか、サヴィの水車場まで連れ戻ります。

ベルナデッタの妹は、姉のあまりの変化を眼にし、度肝を抜かれ
自宅に駆け戻ると泣きだしました。
で・・・母親は、ことの子細を知って、
ベルナデッタが運ばれた、その水車場へと急行します。

娘を前にした母親は、
「あれほど注意をしたのに、なんでこんなことをしたの」と
凄い剣幕でベルナデッタを叱りつけ、
棒きれを振り上げてまで、おしおきをしようと怒りを顕わにするのですが、
それをニコロ婦人が止めます。

「そんな乱暴なことをしてはいけませんよ。
娘さんに、いったい何の過失があると言うの?
さっき、私が見た娘さんの姿は
この世のものではありませんでした。

美しくて、尊くて・・・。天国の聖人みたいで、
私はけっして忘れられない・・・」



この日、ベルナデッタに起きたことを目撃したのは
ニコロ家の人々と、子供たち数人でしたが
この話は、たちまち村中に噂が広まってしまいます。

そのような人たちのほとんどが
起きたことの詳細を知らず、「単なる子供の世迷い言、妄想だろう」
思っていたので
ベルナデッタの母は、それを知り、
「このままでいたら、私たちはみんなの笑いものになってしまう」
ということばかり危惧していました。

そんな住民のなか
アントワネット・ペレーという女性が
最近帰天した、とある有徳な女性のことを思い起こし
もしかしたら、その女性が現れたのかもしれないし、
事情を確かめてみようと
友人のミレー夫人を誘って、スビルー家を訪ねます。

そして、あまりに“家の体裁のみ”を心配していた母親を見かねて
こう言いました。

 「お嬢さんは悪いことをしているわけではありませんよ。
 洞窟に行きたがっているのをあまりに止めるのは
 かえってためにならないかもしれません。
 神さまの思し召しということだって
 あるかもしれないじゃありませんか」


「神さまの思し召し」・・・この言葉がベルナデッタの母親の心を幾分なごませたのか
結局、娘のことを、この二人にまかせてみよう・・・と思い立ちます。


で・・・


同年2月18日の朝早く
この二人の女性はベルナデッタと一緒に
洞窟へと向かいます。

二人は、もし現れる「誰か」が「何者」かを教えてくれるようならと
用意周到に、紙とペンを持参します。

洞窟には、
一足早く着いたベルナデッタが跪いてロザリオの祈りをしており
しばらくすると、
「あ、現れた」とつぶやいて、挨拶をするように頭を下げました。

二人の女性には、まったく何も見えません。

ベルナデッタが祈りを終えると・・・

アントワネット夫人が
「その方が何か知らせたいことがあるかもしれないから
これに、名前と言いたいことを書いてくれるようにお願いしてみてちょうだい・・・」

頼みます。

ベルナデッタは言われたとおりに「誰か」に近づいていくと
「誰か」は大きな洞窟の上あたりに移動します。

それでベルナデッタは
「あなたがほんとうに神さまからのお遣いなら
名前と、お望みのことを言ってください。
そうでないなら、ここを離れてください」
と言います。

はじめ、微笑んでいた「誰か」は
この最後の言葉を聞くと、一瞬眉をひそめ
首をふりました。

その様子を見たベルナデッタは、思わず後ずさりしますが
「誰か」はそれを止めました。

そののち、ベルナデッタは紙とペンを差し出して
「お願いします。これに名前とお望みを書いてください」と頼みます。

すると「誰か」は微笑みながら
ベルナデッタが話している「方言」で

「言いたいことは、書くまでのことではありません」
「あなたは、ここに15日間来ることを約束してください」


と答えます。

さらに、
ベルナデッタと同行した二人の女性が一緒に来たことが気に入らないのか・・・
という問いかけに、「問題はありません」と告げます。

そして・・・・

ベルナデッタと「誰か」のやりとりは1時間ほどつづき
その後、「誰か」は去りました。

同行した二人は、さっそく
どんなことを話していたの・・・と、ベルナデッタにあれこれと尋ねます。

すると彼女は、とても嬉しそうに、
しかし、どことなく悲しげにこう言いました。

「あの方は、わたしに
『あなたに幸福を与えます。
 しかし、この世ではなく後の世で』
・・・と、言いました。
 そして、みなさんを見て優しく微笑まれました」


この日、
二人の女性はベルナデッタを自宅に送り届けると
母ルイーズに
「こんなに恵まれた良い娘さんを持ったあなたは
なんて幸せなんでしょう。
私たちは、本当に羨ましいと思います」
と話しています。


ルルド(ベルナデッタ立ち姿近影)image


後日、「誰か」が「誰であったか」がわかったとき
この二人の女性は、ベルナデッタから知らされたことを
感慨をもって、周囲に話し、
度々思い起こすことになりました。

とはいえ、

周囲の人々の“好奇な目”“諸々の批判・中傷”
日を追うごとに増え、
スビルー一家は、ほんの一握りの人たちを除いて
針のむしろ状態に置かれることになりました。

母ルイーズは悩みます。

『仮に「誰か」がそれほど悪いものではなかったとしても
無学で、公教要理
(カトッリックの一般的な教義)も知らず、
初聖体すら受けていない私の娘に
そんな素晴らしい恵みがくだるはずがない・・・』


思いあまったルイーズは、妹ベルナルドと申し合わせ
ついに自らも、現場を確かめに行くことを決意します。


そして・・・はじめて
娘の変容を見たとき、母親が何を想ったのか・・・。



つぎに、そのあたりから書いてみます。


*****

遠い昔、はじめてこの物語を読んだとき
心に響く「何か」を感じました。

そして、

本当に“神々しい存在”に出遭い、
その想いを抱きしめたなら
その人は出遭った存在に似たものになっていく・・・
それを「心」で知りました。

このことは、
自分が長じながら
世間のさまざまなを身に帯びていくなかでも
心の奥底から響き、
途切れたことはなく
いまも感じ続けています。

それは、お金にはならないこと。
人の眼にも触れないこと。


でも、いま
一つの物語から芽生えた心の「想い」
何にも代え難いものになっています。


ルルド(とある聖母像正面)image_convert_20140531002525


なので・・・
そのことに導いてくれた「何か」に
心から感謝しているというか・・・。




ルルドではロウソク行列も有名です。
これはベルナデッタが、洞窟の貴婦人から
お願いされて行われることになったもので。
その時に大合唱される歌の一つ・・・
とりあえず、日本語のものを貼り付けておきます。







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世羽

Author:世羽
心のなかに響く声なき「声」を、ひっそりと語ろう・・
ふと、そう思いたった無名の求道者(?)・・です。
すべての人が幸せに
喜びに満ちて生きることができますように祈っています

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