Loading…

スポンサーサイト

Posted by 世羽 on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「アウトブレイク」・・・エボラ

Posted by 世羽 on 02.2014 時事ネタ   0 comments   0 trackback
(つぶやき)
ここのところ、国内外を問わず事件が多すぎる・・・。


エボラ(アフリカの子供)image



やっと国内メディア(TVなど)でもとりあげられるようになってきましたが
現在、西アフリカで、
ときに致死率が90%にもなり、重篤になると
人の内臓も肉体もドロドロの単なる肉の赤い塊になる(その姿はとても無惨で貼れない)ことで知られるエボラウィルスが猛威をふるっているのはご承知のとおりです。


過去に何度も
アウトブレイクが確認されては、幸いにも収束する・・・という
経過を辿っていたエボラでしたが、
今年の3月ごろから始まった感染拡大
ギニア、シエラレオネ、リベリア、ナイジェリアへと拡散し
これまでにない広がりを見せています。

エボラ(2014現在の感染国)image

エボラ(アウトブレイク)image_convert_20140802125029



しかも、現在拡大中のエボラは、潜伏期間がこれまでより長いふしもあり
初期のころのものとは“微妙に変化”してきているのかもしれません。


6月末のワシントンポストではすでに
現地で医療活動をしている医師のコメントとして
「西アフリカのエボラは制御不能だ」などと伝えるなど
そのころは、本当にそんな感じでした。

現地の感染者はもちろんのこと
感染地域で活動していた米国人医療従事者
すでに生命を落としたのは報道のとおりですし
詳細な国籍は定かではありませんが、医師や看護師を含む医療関係者の死亡も
三桁の大台に乗り始めました。

その他にも、感染した“経過観察中”の医療関係者たちがいます。


エボラ(感染地域マップ)image



この現状に並行するように


リベリア財務省に勤務していたパトリック・ソーヤー氏(米国籍)が
娘の誕生日祝いのために帰国する途中、
会議に出席するためナイジェリアのドゴスへと飛行機で移動し、
機上から降りたところでパッタリ倒れ、病院に運ばれたのち
エボラに感染していることが発覚。

7月20日、ナイジェリアの隔離病棟に緊急隔離されましたが、
5日後に亡くなりました。

あとでわかったことですが、

彼は、ラゴスに行く前に、具合の悪くなった妹さんの看病をしていたようで、
実のところ、この妹がエボラに感染しており、
彼も妹も、“そうとは知らず”同じ時間を過ごし、感染してしまいました。
(妹さんはソーヤー氏より先に死亡)

エボラは空気感染ではなく、“とりわけ”ハッキリとした症状が現れたときに、
患者の体液や飛沫などへの接触で強い感染性を示しますが
(ウィルスは体表にまで滲み出てくる)、
先のソーヤー氏は機内ですでに“下痢”の症状を発症していました。

すると、同じ飛行機に乗っていた同乗者への感染が危惧されます。
搭乗者の追跡もされたようですが
すべてが確認されたという報道は(8月1日現在)出ていません。

ソーヤー氏の“仲間”であった人たちには
エボラに対する説明がされましたが、隔離はされませんでした。

一方、ソーヤー氏と同じ便に同乗した他の人たちはスルーで
その後、どこの国に向かったかが、よくわかっていません。
今頃が、潜伏期間の終わり間近だと思うので、このまま何事もないように・・・
と思うばかりです。

(その後、7月末までの段階で、
ソーヤー氏と接触があったと想われる59人中20人までが特定され、
彼らはかろうじて陰性だったとの報告があがっています)

エボラの初期症状は、発熱、嘔吐、下痢など、
インフルエンザ、腸チフス、マラリアといった多くの他の病気と酷似しているため、
精密な検査を受けるまでエボラとわからない場合があります。
また、今回のエボラの潜伏期間が長い場合もあったようです。


エボラ(症状)image


そして、

今回の「エボラ感染拡大」には伏線もあって、

それは・・・

アフリカ辺りの人々のなかには、亡くなった人を弔うのに
遺体を洗い清め、その遺体に手をふれて“哀悼の意を示す習慣”があり、
エボラで亡くなったと知らずに、このやり方を実行して感染した・・・と
特定される事例が多く報告されています。


しかも、治療にあたっている医師団が、人々にその危険性を説明しても理解されず
かえって「お前らが病気を持ってきたんだろ!!!」との「反感」を呼び
あげくは医師への投石がされるなど、
群衆が暴徒化する事態が起きています。


エボラ(治療センター襲撃)image


さらに、

治療団の人たちが身につける「全身防護服」“非常に奇妙に”見えるらしく
「今回の怖ろしい病気の原因はやはりお前らのせいなんだろう・・・」
恐怖と不審に陥る多くの人たちがいて


エボラ(シオラネオネの防護服の人とそうでない人)image


ギニアやシエラレオネでは、群衆が貴重な治療施設を襲撃したり、
最大のものでは“数千人の群衆がエボラの治療センターに押し寄せて、
全焼させる事件”
も発生しています。


こうして医療関係者たちやその他のスタッフらは、
治療や感染阻止の仕事に加え、
エボラがどういう類のものかを改めて説明しなければならない・・・
という事態に。


エボラ(看板)image


エボラ(感染知識の説明)image


エボラ(感染知識の説明ナイジェリア)image


エボラ(村での説明)image


こうしたなか
関係国では緊急事態宣言が発令されたり
“感染地域の封鎖・隔離”も始まり、
必死の攻防が展開されています。


エボラ(リベリアあたりの封鎖)image


とはいうものの、7月30日には
西アフリカ3か国でエボラの感染が拡大しているのを受けて、
発展途上国を支援するアメリカの政府系ボランティア組織が、
3か国で活動しているボランティア340人全員を一時的に避難させると発表しました。

アメリカ国務省やそのボランティア組織によると、
自国民がリベリアで感染し、ナイジェリアで死亡したことが確認されて以降
この感染者と現地で接触したボランティア2人に感染したことが
一時的避難を決断させたようです。

人道支援団体(クリスチャン系)の人々の一部(医師などを除く)も感染の拡大に押され、
撤退を余儀なくされています。


エボラ(不完全防護シオラレオネ)image


ましてや感染者を出した国に住んでいる人たちとなれば、物を売るにも
感染予防で大変です。


エボラ(一般人の防護手袋)image



ちなみに

6月15日、リベリアの首都モンロビアのドゥアラの市場。
ここで、エボラウイルスが見つかっていますが・・・。

感染者は56歳のリベリア人女性で、
シエラレオネで息子の葬儀に出席した際に感染し、
帰国後に6人の親類にも伝染
7月20日までに、本人を含む7人全員が死亡しました。

で、なんと・・・

このエボラの集中感染があったドゥアラの市場は、
現地で国連平和維持活動(PKO)中の、中国の平和維持・輸送分隊のキャンプ地から
約800メートルの場所
にあります。

そして、その場所は、中国部隊の隊員が輸送任務を行う際に必ず通るところでした。

国連リベリア特派団司令部は平和維持部隊に緊急予防命令を出し、
在リベリア中国大使館も中国の平和維持部隊、中国企業、華人に対して
ウイルス感染の予防に努めるように注意を促しています。


エボラ(消毒)image



今の時代、知らないうちに感染した人がひとたび航空機に乗れば
遠い場所にもウィルスは移動してしまいます。

とても人ごとではありません。

先日、香港の女性がエボラに似た症状が出て、一時騒然となりましたが
幸運にも「陰性」だった・・・と伝えられていると思います。
が・・・7月31日付近の情報だと、その人と同様かどうか不明ですが、
香港と英国での発症か?・・・との報道が密かに米国経由で流れて来ています。
誤報であることを祈りますが・・・。


日本も、当該地域からの訪日や帰国関連者のチェックを徹底するだけでなく
こうした情報に対して、緊急かつ速やかに、国民への「厳重な注意喚起」をしてほしい
・・・と思います。



世界への感染の「飛び火」を防ぐには
現地での対策ももちろんですが
今の時期、観光などの軽い気持ちで感染拡大が確認されている地域への
入国を控え
仕事にしても、よほどのことがないかぎり、しばし渡航を見送ることが最善策でしょう。

ひいてはそれが、新たな感染拡大防止への協力になりますし・・・。


現在、抗エボラウィルス薬の開発が巨額を投じて行われていますが
このアウトブレイクが、ビジネスや、策謀に結びついたヘンチクリンなものでなければ
いいな・・・と思ったりもします。


エボラ(ウィルス)image


とにもかくにも

西アフリカの当該地域は、貧困ゆえに医療設備も十分ではなく、
そこで生命の危険を賭して
現地で身を挺してエボラの治療にあたってくれている医療スタッフや、
現地のみなさん
のご苦労は拝察してあまりあるものです。
そして、頭が下がります。


エボラ(完全防護)image


エボラ(シオラレオネ2重の手袋)image


エボラ(シエラネオネで移動する医療チーム)image


エボラ(準備完了)image





いま・この時も、エボラウィルスの猛威を乗り越えようとしている多くのみなさん・・・
そのご無事を、心より願いたいです。




エボラ(修飾用画像)image
                                 (穏やかなときのSierra Leoneあたり)



スポンサーサイト


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://tokitabiyohane.blog.fc2.com/tb.php/295-fe83d6e8

プロフィール

世羽

Author:世羽
心のなかに響く声なき「声」を、ひっそりと語ろう・・
ふと、そう思いたった無名の求道者(?)・・です。
すべての人が幸せに
喜びに満ちて生きることができますように祈っています

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。