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「アフリカの大地」の上で・・・現状の一部

Posted by 世羽 on 20.2014 時事ネタ   0 comments   0 trackback
(つぶやき)
残暑だ・・・。
でも、“ふつうに”それを味わえることが
ありがたい。


海のなかの道(モルヂィブ)image



すでに報道されたように、今月16日
リベリアの首都モンロビアで、エボラ隔離センターが襲撃にあい、
陽性を示す感染者が脱走もしくは連れ去られました。


エボラの現実(連れ出されていく感染者)image_convert_20140819203246


(1:17に追記・・・記事をあげてからすぐ、0:43に以下の感染者全員が見つかったとの一報が流れました。
なので、記事の一部が古くなりますが、ご了承ください)


うち17名ほどが、依然として行方不明で、
家族ですら感染者の行方がつかめていない人もいます。

AFP通信によると、Fallah Boimaさんという男性のケースでは

「息子が4日前に病棟に入院して、よくやっているように見えました。
でも、日曜日に訪問したとき、息子はどこにもいませんでした。
どうなっちゃったんでしょう。
息子がどこにいるかわからないんです。
息子が病棟の外に出たとしても、その後、私に連絡がありません」


このセンターが出来る前のこと、
患者たちが国の別の地域から集められることもあって
近隣住民の多くが「そんなもの造るな!」と、反対していました。

施設が完成して、稼働したものの
入った人がみな、醜い骸(むくろ)状態になって出てくる・・・と 伝え聞かされたりするので
正しい知識を持たない人たちにとって“そこ”
まるで“人殺しの場所”・・・と感じられたりしていたようです。

そのようななか、

暴徒となった群衆が、バットもしくはクラブの類を手に
施設のゲートを壊して施設に乱入しました。


エボラの現実(隔離施設へ入る群衆)image


「エボラなんてデマだ!!!」
「エボラなんてあるもんか!!!」


そんなことを叫びながら、あたりをぶち壊し
あげくは施設の備品の略奪も行いました。

略奪品のなかには、
感染者からの出血で血みどろになったシーツ、マットレス、毛布、
ビニールシート
などがあったもようです。

これに直接触れれば、その人たちは“ほぼ完全に”キャリアとなって、
いずれ発症してしまいます。

ウィルスが体外で生きる期間は、いまだ明確ではありませんが
一般には、完全に死滅させるにしても、消毒薬がなければ
少なくとも60℃以上の熱湯に2時間以上つけることが勧められています。

ただでさえ水が不足している、この地で
大量の水を沸かしてそんな煮沸ができるのか?・・・と思うわけです。


地元警察幹部は、BBCの取材クルーにぼやきました。

「これは、今までの人生で見てきたなかでもひどい“愚行”だ」


エボラの現実(暴徒の分断に動く警察)image_convert_20140819203013



暴徒が襲ったモンロビアの隔離センターがあった、
ウェスト・ポイント・・・。

そこはいわゆるスラム街で、。
推定5万にものぼる人々が、貧困のなか、
密集した環境(高・人口密度)で暮らしています。

エボラが発生する以前から、そこは凄まじい場所でした。

(以下はウェスト・ポイントの参考動画。
動画のタイトルは凄いですが、真面目なドキュメント映像)





感染者と、すでにキャリアとなってこれから発症するかもしれない人たちが
このスラム街の何処へともなく、身を潜めていったのです。

その先に起こることが予想され、ホラー映画の様相すら呈してきます。


一部海外メディア(BBCなど)によると
事件が起きる前日(当地での金曜日夜まで)には、隔離されていた感染者の親族が
数名(10名と記載するメディアもある)を連れ出していたようです・・・。


エボラの現実(住民による感染者への逃走説得)image_convert_20140819202547


その背景には、
自分たちの貧困を打開する手だてを持たない政府への
非常に大きな不信があり、
そこから、
「今回の“エボラ騒ぎ”は
国家が海外からの援助金欲しさに仕組んだことだ」
という
噂が飛び交って襲撃の一因になった、とされています。

暴徒となった人たちは、日本では考えられないほど貧しい・・・。
動画のなかにもあったように、手に入れられるのなら、何でも欲しかったようです。


それだけではありません。

エボラが蔓延している隔離施設では
ベッドがあって、暖かい励ましを受けながら病と闘える人ばかりでなく・・。

さしたる薬もなく、せいぜい体力を維持するために水や食糧が与えられる程度で
感染者たちは外部と遮断された状態で、
とてつもない孤独に置かれることが多いのです。

場合によっては1日中、たった一人で過ごす人も。

多くの仲間とワイワイやるのを好む民族性の人たちにとって
隔離された場所で“究極の孤独”のうちに病気に苛まれていくのは
すでに、生きながら死んでいるようなものです。

(何もない部屋に一人、閉じこめられて、することもなく横たわるとしたら、
日本人だって耐えるのはキツイでしょう)


エボラ続報(隔離された孤独な夫)image_convert_20140819203528


ですから、「エボラなんかないぞ!」と聞かされて、
本当だと受け入れてしまえば、
感染を危惧する必要も失せますし
隔離される苦痛から逃れようとしたり、
家族が逃がそうとしたりする場合が出てくるわけで・・・。


だからと言ってそれを容認するわけにはいきませんし
止めなければ、もっと悲惨な出来事が起きてくるでしょう。


ロイターなどによると、今回の襲撃事件の直前には、
4名の遺体の搬送を行おうとした埋葬チーム・スタッフの車輌と、彼らの護衛にあたっていた警察とが暴徒によって追い払われています。
(そして、勝手に、感染者を埋葬したり・・・)


エボラの現実(遺体搬送を阻止する暴徒数百人)image_convert_20140819200919


リベリアに限らず、ある程度、エボラがどのようなものかがわかってくると
家族に感染者が出た場合、隔離されるのを極度に恐れ
あるいは、他の人に“知られる”のを恐れ
感染者を自宅に隠す人たちが出てきています。


さらに・・・現地の人たちが、勇気をもって医療スタッフに志願したものの
現実を目の当たりにすると、恐くなって逃げ出すケースも増えてきました。
(そして、治療に携わる人たちが減っていく・・・)

さらに・・・

シンガポールあたりでも感染者か・・・との報道があるなか
アフリカ全土には、1000社以上の「中国企業」があって、
アフリカ在住の中国人は100万人にのぼります。

逆に、中国南部の広東省には
推定で30万人以上のアフリカ人が住み、このうち合法的な滞在資格を持っているのはわずか3万人前後。
不法滞在率は90%を超え、麻薬や覚醒剤の密売などの犯罪に手を染めている者もいて、
密かに本国と繋がっていたりします。

WHOの地図(以下リンク先)のように
中国では、家畜がエボラに感染しています。

WHOのマップ


多くの自国労働者をかかえる中国が、医療スタッフ9名を西アフリカに送ったのも
こうした背景があるからです。
しかし、医療スタッフのうち8名はすでに感染が疑われ、
シエラレオネで隔離されたのち、詳しい動向は伏せられています。
(中国系の報道だと陰性だったと・・・)

中国に感染者が出たとしても、恐らく最初は隠すでしょう。

中国へ本格的な流入が始まると、日本の負うリスクも高くなっていくでしょう。


エボラの現実(感染の道筋)image



日本では報道されていませんが
リベリア近辺ではこのところ、
エボラの症例が報告されていない「象牙海岸」へと、
国境を越えて逃亡を試みる者が増加しているようです。


今後は、「船便」にも注意が必要と思われますが
感染の増加が見られる諸国への渡航は、いくら自由な裁量だとしても
現状では、控えてこそ・・・だと思います。


エボラの現実(修飾用画像ganviebenin)image



ウィルスは、少しずつ変異を続けていますが
リベリアの医師に投与された「ZMapp」も効いたようです。
新薬の開発も諸国で進んでいます。

もう少しの辛抱でしょうか・・・。


エボラの現実(修飾用画像2アンゴラ辺り)image


アフリカの大地の上・・・そこは本来
底抜けの笑顔が似合う人たちの住むところ・・・。


エボラの現実(修飾用画像アフリカの子供たち)image



他の大陸に住む人たちにはない、素晴らしい能力の持ち主がいるところです。


ハイジャンプ(たぶんマサイ族2)image


ハイジャンプ(たぶんマサイ族)image




彼らの持つ、ヒト白血球型抗原の中のHLA-B「タイプ」のなかには、
エボラに対しての抵抗力が強いものもあります。

西洋人や日本人は、それに比べると遙かに弱い・・・。




とにかくいまは


その大地に住む人たちに、
病気の恐怖のみならず、貧困や絶望を超えた
明るい笑顔がさらに戻るように・・・


エボラの現実(修飾用画像3少女)image_convert_20140819201319



引き続き、小さな気持ちを送り続けていたいと思います。



エボラの現実(修飾用画像5africhildren)image



エボラの現実(修飾用画像の雲と陽光)image



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世羽

Author:世羽
心のなかに響く声なき「声」を、ひっそりと語ろう・・
ふと、そう思いたった無名の求道者(?)・・です。
すべての人が幸せに
喜びに満ちて生きることができますように祈っています

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