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日本神話の神さまの「豆」な・・・

Posted by 世羽 on 23.2014 道草   0 comments   0 trackback
(つぶやき)
映画かぁ・・・。
米国のあの超有名女優さんのつくった映画もなあ・・・。
その背後で“うごめく思惑”が見えるだけに・・・。
唸りたいw。

日本の(スイスの夜)image



どんなことも、基本的な知識の土台があったほうが
何もないより、いい・・・と思う自分。

で、神道の信徒でもなく、僭越承知のうえですが、
日本の神さまについて、
少し、メモしておこうと思います。

そして今回は、「古史古伝」のぶっとんだ話はおさえ、
純粋に神道の基本スタンスに徹します。

*****


どなたかが「日本神話の神さま」を奉じているなら、
その神さまは
神道(ときに神仏習合の結果から仏教として)の
神々のルーツのどこかに属しておられるでしょう。


いま“現在”の学術的な
日本の神さまの大ざっぱな分類


それは以下のようなものです。

1 自然神・・・自然現象の神格化
2 生活神・・・人間の生活そのものに深く関わる神格
3 人間神・・・特定の人間の神格化



上記「3類」の具体例

*1に入る神さま

日神、月神、星神、風神、雨神、田神・・・主として稲作に関係する。
山神・・・火山を鎮める。
海神・・・水難からの守護など。
     また祀る場所によっては井戸神、川神などがあり
     ときに、雨乞い祈願の対象ともなる。
火神・・・火の神聖化
雷神・・・稲作に関係するイナヅマ
その他・・・あらゆる動植物にかかわる動物神、植物神。


*2に入る神さま

職業神・・・農業、商業、興業、狩猟、漁業などいろいろ。
      ここに航海の神、婚姻の神、出産の神、死神、金運の神、戦いの神、
      運命の神、貧乏神、福の神・・・など多数が入る。

*3に入る神さま

      歴史上の英雄や聖人が神格化したもの。
      男神、女神、母神をはじめ、歴代天皇や楠木正成や藤原道真などが
      代表的。


*そのほか・・・庶民的な神さまたち

      小さな祠や石でできたもので存在を示すような神さまたち。
      いわゆる道祖神、荒神、船霊、石神など(ほか無数)が入ります。


とはいえ・・・

上記3つの区分けされた神さまたちが、スッキリ区分けされているわけでもなく、
どこかに少しずつかぶったりもしています。


日本の(富士山)image




神さまたちの系統


どんな「日本の神さまの御名」で祀られているとしても
それらは元を辿ると、以下のような根本神のルーツに連なっています。


氏神・・・祖先神を祀るもの。

     この氏神さま・・・と称せられる神さまは
     その昔、氏族単位で祀っていた村氏神さまで、
     村や部落ごとの鎮守、すなわち「地域社会の護り神さま」です。

     氏神さまは、またの名を「産土神」と呼ばれ、
     日本のどこかで誰かが生まれたなら、その“誕生地の神さま”とされ、
     その人の“一生を守護する”存在として
     位置づけられてきました。
     それはまた、
     子供が生まれたのちに“初宮参り”に行く神社の神さまのことでもあり、
     仮にその人が他の地に転居しても、護りがつづくとされています。

    (ちなみに、現在もの凄く大きくなっている神社も、
     もともとはこの村氏神さまが時とともに発展したものが多数ある)


伊勢・・・天照大神を祀る。各地の神明神社、皇太神社が入る系統。

出雲・・・大国主命を祭神とする出雲大社を総本社とする系統。
     全国の氷川神社、出雲神社、子(ね)神社の分祀社をもつ。


日本の(昔の出雲大社)image


天王・・・牛頭天皇を祀る(素戔嗚尊に擬されてもいる)系統。
     京都八坂神社や、各地の八雲神社など。

天神・・・もともとは地祇(くにつかみ:地神)に対しての天神のこと
     これがのちに天満天神となっている。
     各地の名称を冠して「○○天神宮(天満宮)」とされる系統。

八幡・・・応神天皇の称である“八幡大菩薩”を祭神とし、
     八幡宮などと呼ばれる系統。

熊野・・・一般に“熊野権現”と呼ばれる熊野大社の系統で
     全国に分祀されている。

山王・・・大山咋神(おおやまくいのかみ)を祭神とする系統。
     ちなみに、大津の日吉神社は御神体を比叡山としており、
     中世のころ、延暦寺が日吉神社と称していた。
     全国にある日枝・日吉神社は、この分霊を祀る。

稲荷・・・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祭神とする系統。
     京都の伏見稲荷を総本社とするもの。

     これに笠間稲荷神社(茨城)や祐徳稲荷神社(佐賀)を加えて
     「日本三大稲荷」とする向きもありますが、
     一方で、最上稲荷(最上稲荷山妙教寺)や豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)を
     日本三大稲荷とされたりも・・・。
     でも、後者の2稲荷は神社ではなく「寺院」です。

     そしてこのほかにも自称「三大稲荷」がいくつもあって・・・。

     ちなみに“神道”では、稲荷はもともとは稲の精霊で、
     稲荷の名は「稲生り(いねなり)とか「稲成」とされて、
     稲の成長を現し、そこから「いなり」となっています。


日本の(伏見稲荷)image_convert_20141223035549



鹿島・香取・春日・・・武甕槌神/建御雷神(たけみかづちのかみ)あるいは
     経津主神(ふつぬしのかみ)を祭神とする系統。

浅間・・・いうまでもなく木之花開耶姫命(名称表記にいろいろあり)を祭神とする系統。

諏訪・・・建御名方神(たけみなかたのかみ)夫妻を祭神とする系統。
     諏訪明神、お諏訪さまがこれにあたるもの。
     諏訪湖を中心にして
     その上方が彦神を、下方は姫神を主祭神としています。
     聖地に4箇所の御柱を建てることで知られているかと。

愛宕・秋葉・・・火の神 「火之迦具土神」(ほのかぐつちのかみ)を祭神とする系統。
     京都の愛宕神社、静岡の秋葉神社を総本社としている。

住吉・・・底筒男命(そこつつのおのみこと)、
     中筒男命(なかつつのおのみこと)、
     表筒男命(うわつつのおのみこと)の総称「住吉三神」を
     祭神とする系統。

     これは船霊(ふなだま)としても扱われ、
     いわゆる船の護り神のひとつです。


宗像・厳島・・・宗像三女神(むなかたさんじょじん)を祭神とする系統。
     いわゆる宗像神社弁天社がこの系統。

     ちなみに、三女神の名称や配列には
     古来から種々の変遷があります。
     で、たとえばいまの宗像大社あたりでは以下のとおり。
     沖津宮/田心姫神(たごりひめ)
     中津宮/湍津姫神(たぎつひめ)
     辺津宮/市杵島姫神(いちきしまひめ)

塩竃・・・製塩の祖神である塩椎神(しおつちのかみ)を祭神とする系統。
     塩竃神社として知られる。

金比羅・・・大国主命を祭神とする系統。
     金比羅宮(香川県)をトップとして全国に分社をもつ。




そして天地創造神話以来、
上記のようなおおざっぱな分類ルーツをもった、
いわゆる「八百万の神」(やおよろずのかみ)と呼ばれ、

ときに八十神(やそがみ)、八十万神(やそよろずのかみ)、
千万神(ちよろずのかみ)などと称される
「た~くさんの」神さまがおられ、奉じられています。

ここには、森羅万象に神の発現を認めるという
古代からの日本の「神観念」があることもうかがえます。

そしてその神々の“頂点部分”とも言える神さまがたが
みなさんもよくご存じの、以下の御方々なわけで・・・。



別天神(ことあまつかみ)

上記の神さまたちや、ほかの天神(あまつかみ)とは
一線を画する神さまです。

   はじめに、天と地の区別もなく、
   ただもやもやとしていたものが二つに分かれ
   清く済んだものが天に、濁ってどろどろしたものが地となった・・・



日本の(挿入画omeganebulaNASA)image
(NASA:omega nebula)


こんな神話のなかから
天地創造とともに高天原に最初に登場した「造化三神」
つぎのお歴々。


天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
     ・・・天の中心的な存在である至高神で、一番最初に現れた神さま。

高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
     ・・・いわゆる天地万物の製造者とされる。
       高木神としても知られ、征服や統治の神でもある。

神産巣日神(かみむすひのかみ)
     ・・・万物の産巣日(生成)をこなす、生産の神。


日本の(挿入画像pillarsofcreation)image
   (NASA:pillars of creation)


そして、

宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)
     ・・・「造化三神」が生成した生物に“生命の営み”を与えた神さま。

天之常立神(あめのとこたちのかみ)
     ・・・天の神、つまり“高天原を永久に護る”神さま。
       “高天原の警備隊長”と呼ぶ研究者もいる。


ここまでの神代が天地創造時代と呼ばれています。

そして、この5柱の神さまがたはいずれも
「独神(ひとりがみ)(男女の性別が無い神)として顕現し、
そのまま身を隠した・・・と。

     (つづく“神代7代”の有名どころは今は省きます)


神々の世界

日本神話では

この世界を大きく「高天原」「中国」(なかつくに)、「黄泉の国」
分けています。

高天原・・・は
     光り輝く光明の世界。
     それは科学で言う宇宙や天空のことではなく
     永遠の神が存在するという“理念上の、広大無辺な空間”です。

     ここに居を置く神さまが天神(あまつかみ)。

中国・・・(なかつこく)は
     文字が指し示すように、高天原と黄泉の国の真ん中にある地上のこと。

     昼夜があって、吉凶と善悪が混在する「人間の世界」で、
     古くは豊葦原中国と呼ばれ、大八島とも言われたりします。

     ここに居を置く神さまが地祇(くにつかみ)。
     ただこの神さまたちも、元を辿れば高天原に連なる存在。

黄泉の国・・・は
     地下にある暗黒の世界とされ、
     死霊や悪霊が住むとされるところです。
     “夜見の国”とも書かれることもあります。
     すべてにおいて高天原と相反する国で、人間社会に及ぼすのは禍悪のみ。

     この国の悪霊たちは凶悪の根源とされているものの、
     たとえ、暫しのあいだ地上の平和を乱しても
     所詮は光の威光に抗えない・・・w。

例外・・・根の堅洲国(ねのかたすくに)
     これは地下にあってここに素戔嗚尊が住んでいるとされたところ。
     が、ここは「黄泉の国」とは“別のもの”です。


で、このほかに常世の国とか竜宮といった「異次元世界/異世界」もあったりします。


日本の(黄泉の国)image



こうした神さまのルーツや住む世界から、
枝葉のように日本の神さまが登場しているわけで・・・。

現代でも、さまざまな人がいろんな味付けをして
民間的な独自解釈もされているようです。


歴史的には、その途上で、
仏教との確執、派遣争いもあったりしました。
また“隣接する国々”からの思想にまみれもしました。

そのために国学者として知られる本居宣長を含む人々が
「惟神(神)ながらの道」(かんながらのみち)の原点を説いたことは
ご存じでしょう。


       日本の(本居宣長)image


この場合の「かんながらの道」は、
さまざまな“教え”にまみれて失われそうになった
日本民族の神への認識を、改めて確認しようと試みるもの。
それは、復古神道への道を促すものでした。

   (注:天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神の“造化三神”を根源神とし、
   根源神の分霊が各人の中に宿っているとして、
   それらの神の意志をそのまま体現するというもの)

そしてそこでは

「今の賢しらな智慧で『古事記』などを勝手に解釈するな、
         心で素直に受け止めよ・・・」


という理念が強調されています。

すると、

もし現代で「かんながらの道」を用いるにしても、
この言葉に重きを置いた人々の「心」がどのようなものか、
敬意をもって、彼らの理念をもう少し深く知る必要があるでしょう。


たとえば、本居宣長が抱いていた日本への心情は、
この歌がよく現している気がします。

     敷島の大和心を人問わば
            朝日に匂う山桜花
                    ―――本居宣長―――


日本の(山桜)image



さらに、近代に突入してからも

新しい「教派神道」が生まれてきました。
しかし、それらのいずれもで日本神話の神の名前を用いているかぎり
結局は“どこか”で、大元の神道につながっているでしょう。


日本の神さまがたを奉じる神道の真髄には
「清浄こそが根本」とされている部分があります。

でも、最近ではそんな真髄を大切にする人が減って、
けっこうないがしろにされていたり?


かつて古代の人々は、
特別な畏敬の念や感情を抱いた対象を「かしこきもの」とし、
それを「神」としました。

そうしたなかから生まれたであろう神道の正確な起源
たとえ“どのようなもの”であったにせよ、

「その根底には日本の祖先たちが伝えてきた
“敬虔なものに対する素朴な感情”がある」


という解釈に、自分は頷きます。


こうした祖先の想いは、ときに抽象的であっても、
どこかで真理を見据えたからこそ湧いたものでしょう。

そして、この感情は、
世界のあらゆる宗教にも相通じる感です。

つまり、

「神」の形は、今日にいたるまで“情緒の部分”で発動し、
時とともに心のなかで育まれ
ときに、実際に特別な霊感を与えられたりしながら
知性と霊的な成長を促すものである・・・と。

それゆえ人々は、たとえ無意識であっても
その“霊的な高次の存在”を感じて畏敬し、かしこむ・・・。

神道を行く身でなくても、よく分かります。


日本の(神のような天体NASA)image
   (NASA:神のように見えると言われているもの)


お正月には神社へ初詣に行かれる方々も
たくさんおられるでしょう。

なので、それが・・・

巷でときおり語られるような
忌み嫌うほど“危ないもの”に近づくことではなく、
また現世利益だけで詣でるのでもなく

日本の“良き風情と情緒”を揺さぶる
清浄なひと時になれば・・・


そんなことを想います。


そして文末にこの言葉を・・・。

     なにごとの、おわしますとは
                   しらねども。
     かたじけなさに涙こぼるる。
                ―――伊勢に参拝したときの西行法師―――


日本の(古事記絵画)image_convert_20141223035908
  (奈良国立美術館の古事記展より)



*****


お目汚しついでに・・・

季節柄、この題材がどうもかかせない・・・w。


     日本の(わんこさんへのプレゼント)image



日本の(挿画ChristmasCat)image



日本の(挿画ねこさんの幸せ)image


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プロフィール

世羽

Author:世羽
心のなかに響く声なき「声」を、ひっそりと語ろう・・
ふと、そう思いたった無名の求道者(?)・・です。
すべての人が幸せに
喜びに満ちて生きることができますように祈っています

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