Loading…

スポンサーサイト

Posted by 世羽 on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

祝祭日もへったくれもないような「特殊な部隊のみなさん」たち・・・

Posted by 世羽 on 28.2014 道草   0 comments   0 trackback
(つぶやき)
ふだんから「公正な報道」と、メディアが大義名分を掲げるなら、
報道番組のコメンテーターに思想的に偏りがある人を好んで出すのは
どうなんだ?
ときに、時事の解釈も、史実解釈も、ものすごく偏る。


でも・・・この状態はこれからも続くんだろうなあ。

   無題2(崖っぷちで)image



物騒な大事件は無いにこしたことはない!・・です。

ただ、世界の現状を見ると「IS」(イスラム国)の余波を受けるなどして
いろいろなテロも起きており・・・。

米国などは、もし海外で“複数の”自国民が囚われの身になると
けっこう現地に乗り込んで救出に向かったりします。

現在の日本はそういうわけにはいきません。

あの「在ペルー日本大使公邸人質事件」も、そんな感じでした。


1996年12月17日。ペルーの首都リマ。

当時、この公邸では恒例の「天皇誕生日祝賀パーティ」が開かれており
600人にものぼる人が招待されていました。

ところがここに、
トゥパク・アマル革命運動(MRTA)のテロリスト14名が侵入。

当時の青木大使をはじめとする大使館員や、ペルー政府の要人、
各国の駐ペルー特命全権大使、日本企業のペルー駐在員らを含む
招待客全員を人質にして立てこもりました。

テロリストらの大義は、のちの声明で
「日本がペルーの内政干渉をしたことへの抗議活動」ということでした。
が、実際には以下を要求・・・。

 ・逮捕、拘留されているMRTA構成員全員の釈放
 ・国外に退避するまでの人質の同行と、それに対する安全の保障
 ・アルベルト・フジモリ政権の経済政策の全面的転換
 ・要求した身代金の支払い


そしてMRTAのメンバーたちは、公邸敷地内に対人地雷の敷設までして、
軍や警察による武力に備えました。


特殊部隊(と戦ったMRTA)image


ペルー政府は事件発生翌日、さっそく武力突入を検討するも、
当時の日本の首相だった橋本龍太郎氏の命を受けた池田行彦外相
「平和的解決を優先してほしい」と進言。
ペルー政府は突入を断念します。

そしてこの後、4ヵ月にもわたって日本公邸の占拠状態が続くことになります。

当時の日本はペルーと明確なホット・ラインもなく、入ってくる情報は外務省頼みでした。

なので、橋本氏が外務省からの情報を得るのに気をつかって、
対策本部に木村屋の「餡パン」130個を差し入れしたりしたので
「あんパン総理」と呼ばれたことも・・・。


平和な解決を・・・と言ってはみても、具体的なことが示せない日本。

結局、翌1997年の1月になると、
ペルー政府、軍と警察当局は独自に「武力突入計画」を立て始めます。

彼らは公邸のモデルをつくり、そこで何度となくシュミレーションを重ねていきます。

人質救出のための特殊部隊は
ペルー海軍特殊作戦部隊(FOES/Fuerza de Operaciones Especiales)が中心となって、
イギリス陸軍の特殊部隊SAS (Special Air Service)の協力を受けながら
事を進めていきました。

  (その裏で、各国諸機関の協力もあり、幸いにも多くの人質が解放されて
   最終的な人質は72人になる)


特殊部隊はいろんな“下地”をつくります。

公邸に至る220mのトンネルを掘り、
それを、突入の足がかりの一つにすることにしたのです。

一方、政府の命を受けた当時のペルーの大司教チプリアーニ
犯人との交渉役を務め、
同時に、人質になっている人たちへの食糧や医薬の運搬をします。

公邸内に運び込まれる物には通信用の無線機をしのばせたり、
聖書にも盗聴器を隠したり・・・と、
内部にいた軍関係者の人質がそれを受け取って
内部の様子を外部に伝えられるようにしていきました。

そして、人質拘束から4ヵ月ほどたった1997年4月22日15時23分ごろ。

テロリストたちが日課のサッカーを始め、
人質の周囲の見張りが手薄になったところを見計らって、
ついに現場への突入が実行されました。

当然、人質救出のための特殊部隊が突入後、激しい応戦となります。


特殊部隊(1997年ペルー日本公邸)image


が・・・

すべては、わずか「41秒」のあいだに終わったのです。
そして、テロリスト全員が命を失う結果となりました。

  (余談:ここには悲しい話もある・・・。
   この日本大使公邸占拠事件にかかわった若いゲリラのなかには
   人質と生活を共にしているうちに、室内にあった本などを通じて
   日本の文化や環境に興味を示す人もいて、日本語の勉強を始めた者もいた。
   ペルー軍特殊部隊が強行突入したときに
   人質部屋の見張りをしていた若いゲリラ兵がそんな1人だった。
   彼は軍の突入を知って軽機関銃の引き金に指をかけたが、
   それまでに育っていた人質への親近感から引き金を引けずに部屋を飛び出し、
   その直後、ペルー軍特殊部隊に射殺された。

   この、犯人側が人質に同調する現象がのちに
   この事件が起きた首都リマにちなんで「リマ症候群」と呼ばれている)




この突入では、人質1名も命を落とし、
特殊部隊側にも犠牲者が2名。それぞれが落命しました。

この突入・・・日本の公邸で起きたにもかかわらず
情報を集めるのみの日本政府には、事前通告がされなかったようです。

本事件は、いわゆる“年の移り目”をはさんで起きた大事件であり、
のちに、
特殊部隊の“テロ対策”などで引き合いに出される題材のひとつにもなっています。


特殊部隊(とMRTA)image


ちなみに・・ですが・・・。

こうした人質救出作戦時の特殊部隊の突入では
5人が1チームとなることがあります。
そして、この5人のチームが複数集まって大きな部隊を編成したりもします。

各チームの先頭を行く隊員は「ポイントマン」と呼ばれ、
映画などでよく、突入のさいにドアを“内側に向かって”開け
スタン・グレネードを放り込む役の人がいますが、
それがこのポイントマンです。

その後ろに掃討兵、3人目に“小チーム”の隊長がつづきます。

彼らは、立ち位置、侵入してからの行動、
誰が何処に動くかという、“基本的な”演習行動パターンを何度も何度も
体に覚え込ませて展開していきます。

これは日頃の訓練の賜物でしか培えないことです。


特殊部隊(練習)image



特殊部隊(米国・人質救出の)image



こうした特殊部隊は、各国の警察や軍に存在していますし・・・


(ノルウェー)

特殊部隊(ノルウェー)image


   (中国)

   特殊部隊(中国)image



(米国ネイビー・シールズ)

特殊部隊(米シールズ)image


(米国FBI)

特殊部隊(FBI)image



(ロシア・スペツナズ)

特殊部隊(ロシア・スペツナズ)image


特殊部隊(ロシア・スペツナズ2)image


     特殊部隊(ロシアのフォーメーション)image



もちろん日本にも・・・。

ただ、日本の場合は、その姿がさらされることも少なく、写真もほとんどありません。
なので、あることはわかっていても、どんな人がどんなことをして、どんな装備かは、
あまり知ることができません。

(最近の小笠原の密漁のさいには、特殊警備隊SSTが出張っていたようですね)


通常の警察や自衛隊と同様に、こうしたみなさんは、
代わりばんこに休みはもらえていても、
事が起きれば、非番・祝祭日なんぞ関係なく呼び出されていくでしょう。
日本は人員も少ないですし、
公務とはいえ、事が起きれば命がけのお仕事になるかもしれません。
ほんとうにお疲れ様です。

  (それ以外の、似た「特殊な任務」について庶民の生活を護り、
   日本国の安全のために働いてくださっている方々もおられます。
   改めて、庶民の1人として、ありがとうございます・・・です)


そして・・・

これまでも度々ネットで流れているので、ご覧になったみなさんも多いでしょうが、
海外のこうした「特殊部隊」のみなさんの画像を残しておきます。


イギリスの特殊部隊のスナイパー

特殊部隊(英国スナイパーのフル装備)image


特殊部隊にはスナイパーがいます。
緊急事態のとき、400m先のものを確実に狙える彼らは、
優秀な人になると800m先でも確実に標的を狙います。
しかもスコープの発達に伴い、その精度はさらに増しています。

スナイパーにはそれぞれに癖がありますから
所持する銃器はスナイパーそれぞれに専用のものです。
彼らは各自、銃身に布や何かを巻いて調節をしたりもします。

軍のスナイパーともなると、上の画像のようにフル装備では、かなりの重量です。



海外には、とてもユーモラスと思える格好をする特殊部隊さんの
有名どころもいます。


(台湾・・・ジェイソンみたいな・・・)

特殊部隊(台湾)image


特殊部隊(台湾2)image


特殊部隊(台湾3)image

特殊部隊(台湾4)image




(デンマーク・・・半漁人です)

特殊部隊(デンマーク)image


特殊部隊(デンマーク2)image


特殊部隊(デンマーク3)image



(フランス・・・皆が「最高」と言う意味がわかるようなw)

特殊部隊(フランス)image



(インド・・・お国柄、ですね)

特殊部隊(インド)image



(たぶんヨルダンあたり・・・)

特殊部隊(たぶんヨルダンの)image



(ロシアのスペツナズも似たような格好をする)


特殊部隊(スペツナズのスナイパー)image



(アイルランド)

特殊部隊(Irisharmy)image



(カナダ)

特殊部隊(カナダJTF)image



(英国)

特殊部隊(英国陸軍SAS)image




いずれにしても、みなさん特殊技能を持ったスペシャリストですから、
人質がいなくて、自由に本気で完全戦闘モードに入ったら
彼らに面と向かって刃向かうのはよほどの向こう見ずか、
無駄に命を落としにいくようなもの。

妙な考えを起こすその前に、絶対にやめておいたほうが無難でしょうw。



というより・・・最終的には
こうした特殊な職さえ、無くなる日が来るのが一番ですね。




特殊部隊(挿入画zamboanga)image


特殊部隊(挿入画中東のどこか)image




近づく新年・・・
また一歩、平和な日々のほうへ。



特殊部隊(挿入画兵士の目の先に)image


特殊部隊(挿入画ケニアの夕陽)image


スポンサーサイト


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://tokitabiyohane.blog.fc2.com/tb.php/343-8696ae14

プロフィール

世羽

Author:世羽
心のなかに響く声なき「声」を、ひっそりと語ろう・・
ふと、そう思いたった無名の求道者(?)・・です。
すべての人が幸せに
喜びに満ちて生きることができますように祈っています

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。